Type of Credit: Elective
Credit(s)
Number of Students
今期は『はじめての認知言語学』(吉村公宏著、研究社)を読み、理論言語学の基礎固めをしていく。受講者数によって一人当たり(目安として)2回ぐらいの口頭発表が義務付けられる。また、授業では発表担当であるかにかかわらず、事前に必ず指定した章を読んでおくこと。授業の流れとしては、発表者となる受講者がテキストをまとめたプリントで発表し、それに関する言語現象や問題点を見出し、自分の意見を出す。発表者以外の受講者は疑問点やコメントを出し全員で議論する。最後に教師のほうからコメントをする。
※この授業では日本語を標準語とする。
能力項目說明
論文の読解力、要約能力、問題を発見する能力、日本語によるプレゼンテーション能力の養成、向上
教學週次Course Week | 彈性補充教學週次Flexible Supplemental Instruction Week | 彈性補充教學類別Flexible Supplemental Instruction Type |
---|---|---|
※初回の授業でみんなで話し合って調整する
※第17週、第18週はゼミの代わりに学会に参加してもらい、学会発表についてレポート(A4判1枚程度、発表のあらすじと問題点をまとめたもの)を出してもらう。
週次 |
課程主題 |
課程內容與指定閱讀 |
教學活動與作業 |
學習投入時數-課堂講授 |
學習投入時數-課程前後 |
1 |
オリエンテーション 言語学 |
序章 |
1授業について説明する 2発表の担当者を決める |
1 |
1.5 |
2 |
228休み |
||||
3 |
認知と認知言語学 |
第1章と第2章 |
発表、ディスカッション ※教師担当 |
2 |
3 |
4 |
カテゴリー化とプロトタイプ |
第3章と第4章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
5 |
家族的類似性 |
第5章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
6 |
スキーマ |
第6章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
7 |
学際イベント休講 |
||||
8 |
言語カテゴリー |
第7章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
9 |
他動性と動作主 |
第8章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
10 |
構文 |
第9章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
11 |
多義性 |
第10章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
12 |
メタファーとメトニミー |
第12章 |
発表、ディスカッション |
2 | 3 |
13 |
オノマトペ |
第13章 |
発表、ディスカッション | 2 | 3 |
14 |
言葉の変化 |
第14章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
15 |
日英対照研究 |
第15章 |
発表、ディスカッション |
2 |
3 |
一、評価基準
項目 |
配分 |
出席、授業参加 |
20% |
発表 |
20% |
学会参加(+レポート) |
10% |
期末レポート | 50% |
二、期末レポートの評価方法
評価項目 |
説明 |
配点 |
文法 |
文法が合っているか、話しことばを使っていないかなど |
30 |
構成 |
論文を構成する要素(問題提起、先行研究、データ、結論、参考文献など)をすべて書いたかどうか |
30 |
論理及び新規性 |
自分の意見を書いているか、その意見が論理に合っているかなど |
40 |
※先行研究の議論は必ず正しく引用すること。剽窃行為(コピペなど)厳禁!
吉村公宏(2004)『はじめての認知言語学』研究社
大学図書館での借り出し可能