Type of Credit: Elective
Credit(s)
Number of Students
社会言語学に関する日本語の諸問題も取り上げ,コミュニケーションの観点から現代日本語について考察する。
授業の前半では,日本語における社会言語学の基本的な考え方や調査方法,問題に関する講義を行う。その際,講義のテーマに関して全体で議論する。そのため,指定した資料を事前に読んでくること。
後半は、現代日本語にについて社会言語学的な観点から各自分析・考察したものを発表し,それについて議論を行う。その際,事前にレジュメなどの資料を提出すること。
授業状況に応じて、進行状況を調整する。
能力項目說明
現代日本語における社会言語学的な問題に焦点を当て,主要な先行研究と理論の理解を元に,日本語の言語知識や言語使用,および言語と社会の関わり等について客観的に分析する力を養うことを目的とする。
日本語を客観的に分析する力を養うために、日本語研究の基本的な手法や考え方についても、随時解説する。加えて,新しい研究動向についても解説する。
教學週次Course Week | 彈性補充教學週次Flexible Supplemental Instruction Week | 彈性補充教學類別Flexible Supplemental Instruction Type |
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週次 |
課程主題 |
課程內容與指定閱讀 |
教學活動與作業 |
1 2/20 |
ガイダンス
|
社会言語学とは |
授業の流れを説明 発表の順番を決める |
2 2/27 |
談話とテクスト① |
談話の構造 |
口頭発表 討議 事前講読 |
3 3/5 |
休日 |
休み |
|
4 3/12 |
談話とテクスト② |
テクストの結束性 |
口頭発表 討議 事前講読 |
5 3/19 |
談話とテクスト③ |
コミュニケーションとことば |
口頭発表 討議 事前講読 |
6 3/26 |
待遇表現① |
敬語の分類 |
口頭発表 討議 事前講読 |
7 4/2 |
待遇表現② |
敬意 |
口頭発表 討議 事前講読 |
8 4/9 |
休日 |
休み |
|
9 4/16 |
待遇表現③ |
新しい敬語 |
口頭発表 討議 事前講読 |
10 4/23 |
世代差 |
なぜ若者語を使うのか |
口頭発表 討議 事前講読 |
11 4/30 |
地域差① |
文法の方言差 |
口頭発表 討議 事前講読 |
12 5/7 |
地域差② |
コミュニケーション行動の方言差 |
口頭発表 討議 事前講読 |
13 5/14 |
研究発表① |
各自発表 |
口頭発表 討議 事前講読 |
14 5/21 |
研究発表② |
各自発表 |
口頭発表 討議 事前講読 |
15 5/28 |
研究発表③ |
各自発表 |
口頭発表 討議 事前講読 |
16 6/4 |
研究発表④ |
各自発表 |
口頭発表 討議 事前講読 |
17 6/11 |
期末レポート作成 |
期末レポートについての相談 |
期末レポート作成 |
18 6/18 |
期末レポート提出 |
期末レポートについての相談 |
期末レポート提出・作成 |
授業への参加度:20%
口頭発表:30%
期末レポート:50%
参考:『ここからはじまる日本語文法』森山卓郎
参考:『社会言語学の枠組み』井上史雄・田邊和子
※その他の参考文献は授業で紹介する。