Type of Credit: Elective
Credit(s)
Number of Students
教科書を中心に適宜関連資料を参照し，現代日本語の構文，意味，語用上の問題を考察する。毎回の授業内で課題を与える。その課題について，授業内でディスカッションを行う。
また，後半の授業では，教科書の内容に関して口頭発表をしてもらう。その発表について議論する。そのため，指定された教科書部分，先行研究の文献，プリント資料などの予習を前提とする。
授業状況に応じて，進行状況を調整する。
17週目・18週目の授業内容については，初回の授業で説明します。（17週 與/或18週為教師彈性補充教學，彈性補充教學具體執行方式將於學期初說明。）
能力項目說明
現代日本語の文法（統語・意味・語用）の問題に焦点を当て，主要な先行研究と理論の理解をもとに，「話者の視点」という観点から日本語の言語知識・言語使用を客観的に分析する力を養うことを目的とする。
また，日本語を客観的に分析する力を養うために，日本語研究の基本的な手法や考え方についても、随時解説する。
| 教學週次Course Week | 彈性補充教學週次Flexible Supplemental Instruction Week | 彈性補充教學類別Flexible Supplemental Instruction Type |
|---|---|---|
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週次 Week |
課程主題 Topic |
課程內容與指定閱讀 Content and Reading Assignment |
教學活動與作業 Teaching Activities and Homework |
學習投入時間 Student workload expectation |
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課堂講授 In-class Hours |
課程前後 Outside-of-class Hours |
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1 9/12 |
ガイダンス 文法と形態 |
『ここからはじまる日本語文法』第1章～第2章 |
授業の流れを説明 解説 |
2 |
2 |
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2 9/19 |
活用しない自立語 |
『ここからはじまる日本語文法』第2章 |
講義 討議 |
2 |
2 |
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3 9/26 |
活用する自立語（用言） |
同上 |
講義 討議 |
2 |
2 |
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4 10/3 |
付属語 |
同上 |
講義 討議 |
2 |
2 |
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5 10/10 |
格の問題 |
『ここからはじまる日本語文法』第3章 |
講義 討議 |
2 |
2 |
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6 10/17 |
休日 |
休み |
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0 |
0 |
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7 10/24 |
ボイス：受身 |
『ここからはじまる日本語文法』第3章 |
講義 討議 |
2 |
2 |
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8 10/31 |
ボイス：使役・授受 |
同上 |
講義 討議 |
2 |
2 |
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9 11/7 |
アスペクト |
『ここからはじまる日本語文法』第4章 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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10 11/14 |
テンス |
同上 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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11 11/21 |
文の成分：解釈の多義性・否定文 |
『ここからはじまる日本語文法』第5章 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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12 11/28 |
主語について |
同上 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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13 12/5 |
モダリティ：断定・不確実 |
『ここからはじまる日本語文法』第6章 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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14 12/12 |
モダリティ：事態選択・疑問 |
同上 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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15 12/19 |
モダリティ：「のだ」「わけだ」 |
同上 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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16 12/26 |
モダリティ：文末の付加要素 |
同上 |
口頭発表 討議 |
2 |
2 |
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17 1/2 |
レポート作成 |
期末レポートについての相談 |
レポート作成の相談 |
2 |
2 |
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18 1/9 |
レポート提出 |
期末レポートの提出 |
レポートの作成・提出 |
2 |
2 |
授業への参加度：20％
口頭発表：30％
期末レポート：50％
参考書目：森山卓郎（2000）『ここからはじまる日本語文法』ひつじ書房
※その他の参考文献は授業で紹介する。